八王子で注文住宅を建てるなら
まずはここをチェック！地域密着型の工務店ガイド
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都内でもベッドタウンとして人気の八王子は、東京で最も人口が多い街だといわれています。そんな八王子エリアに一戸建て住宅を建てることを検討されているかたは多いと思います。
一戸建て住宅にはさまざまな建築工法があるので、主な建築工法のメリット・デメリットを解説します。
木造軸組構法は、別名「在来工法」とも呼ばれており、日本古来より伝わる伝統的な建築工法です。
現在も日本ではこの工法が採用されている住宅は非常に多いといいます。
主に柱や梁などを軸組に壁や床を支える構造になっており、柱と柱の対角線上に筋交いと呼ばれる木材を用いて耐震性を強化させています。
日本ならではのデザインや和の雰囲気を引き出しやすいため、日本人の美意識に合った建物が建てられます。
木材は他の素材に比べて断熱性能が高く、冷房や暖房を使用した際の効率が良いわりには建築コストが抑えられるといったことも大きなメリットです。
また、壁を抜いたり移動させたりしやすいため、間取りの設計に融通が利きやすく、リノベーションしやすい傾向にあります。
主流となっている工法ですので、施工に対応した業者の数が多いことで選択肢の幅も広がります。
職人の技術や経験が住宅の品質を決めるといっても過言ではありません。職人の腕によっては、将来的に欠陥が発見される可能性もあります。
そのため、信頼できる業者を見極められるかどうかが重要になってきます。
また、木材は湿気に弱く、腐朽やシロアリなどの被害に遭いやすいのがデメリットです。
「木造枠組壁式構法」とも呼ばれるツーバイフォー工法は、もともと欧米で使われていた工法です。
使用する角材のサイズが2インチ×4インチであることが名前の由来です。
木造軸組構法が柱と梁で建物を支えているのに対し、壁で建物を支えているのが特徴となります。
設計の自由度が高く、外観デザインにオリジナリティを持たせることが可能です。
角材などの材料が規格化されていることが多く、職人の技術や経験などに大きく左右されることがないため、品質が安定していることが大きなメリットといえるでしょう。また、工期も他の工法に比べると短い傾向にあります。
耐震性や耐火性、気密性に優れているのもツーバイフォー工法の良い点です。地震の被害に遭った地域でも、ツーバイフォー工法の住宅は被害が少なかったといいます。
壁によって建物全体を支えているため、間取りに制限がある、間取りの変更が難しいといったデメリットが挙げられます。
同時に、開口部や窓を大きくすることが難しく、実行した場合は建物の強度に影響が出てしまう可能性があります。
いわゆる「鉄骨造」と呼ばれる工法で、高層ビルや高層マンションに多くみられます。
厚み6mm以下の鉄骨を軽量鉄骨、6mm以上の鉄骨を重量鉄骨といい、鉄骨で柱や梁などを軸組に壁や床を支える構造になっています。
鉄は木よりも強度が高いため、間取りの自由度も木造軸組構法以上に高いといえます。大きな空間をつくることや大きな窓を付けることも可能です。
一戸建て住宅のデザインにこだわりがある方や、将来的にリフォームを考えている方などであれば後に大きなメリットを感じられるでしょう。
鉄は熱を通しやすい性質を持っているため、断熱性の面で他の工法に劣るといえます。特に冬の時期は、室内外の温度差による結露が生じやすくなります。
また、鉄は熱に弱く、火災時に柱の変形が起き建物が倒壊するリスクが高いと考えられます。
