八王子で注文住宅を建てるなら
まずはここをチェック!地域密着型の工務店ガイド
ここでは注文住宅を建てる際に必要になる、住宅ローンの組み方を解説していきます。
住宅ローン契約の流れは、わかりにくいところもありますが、地域密着型の工務店であれば、住宅ローンを組む際にアドバイスをしてくれたり、相談に乗ってくれるところも多いので、ぜひ、問い合わせてみてください。
金融機関などに相談をして、事前審査の申し込みをします。一般的に、売買契約がなされ、その物件の所有者になってからでないと申し込みはできないのですが、万一、ローンの審査が通らないとなると困るので、事前審査を受けておいた方が安心です。
事前審査が通ったら、住宅ローンの申し込みをします。申し込み時には以下のものが必要です。
購入物件が、建築基準法に適合しているか、経過年数はどれくらいか、物件価格は妥当かなどの物的審査と、年齢、年収、勤続年数、勤務先、他ローンの借り入れ状況などの人的審査が行われます。
本審査に通れば、住宅ローン契約が締結されます。正式名称は「金銭消費貸借契約兼抵当権設定契約」を結び、融資が実行されます。
住宅ローンには、いくつかの種類やタイプがあります。
八王子で注文住宅を建てる際に役立てられるローンとしては、銀行ローンのほか、フラット35、フラット35sなどが挙げられます。それぞれの特徴など、どのような人に向いているのかについてご紹介しましょう。
銀行で取り扱っているもので、頭金ゼロでも購入できるところも増えています。
銀行が取り扱っているローンということもあり、フラット35では条件に適合しないような様々な物件でも対象となるのは嬉しいポイントですね。できるだけ対象物件への制限のないローンを利用したいと思っているのであれば、銀行などのほうが向いているでしょう。
銀行ローンが向いているのは、多少審査が厳しかったとしても総合的な費用を抑えたいと思っている方におすすめです。というのも、銀行は非常に金利が低く、返済までのことを総合してみるとやはり銀行ローンの方がお得になります。
住宅は費用がかなりかかるものということもあり、金利の費用も重視しなければならないポイントの一つですよね。フラット35よりも確かに審査は厳しめではありますが、銀行ローンが通りそうな方はこちらから検討してみるのもおすすめです。
フラット35といえば、民間金融機関と住宅金融支援機構の提携によって提供されている最長35年間の全期間固定金利住宅ローンのこと。ずっと固定金利なので、安心感も高いでしょう。気を付けなければならないのが、すべての住宅が対象になるわけではなく、細かな基準が設定されているということ。それを満たしていなければ彼ら事できません。
フラット35の大きなメリットともいえるのが、銀行よりも審査がゆるいということ。それに加え、借りられる金額も多いので、できるだけ審査が通りやすいところで大きなお金を借りたいと思っている場合もフラット35が向いています。
ただし、フラット35は事前審査では通っていても本審査でNGになる方が多いと言われているので、このあたりはデメリットの一つとして押さえておかなければなりません。本審査には時間もかかります。
また、銀行ローンの場合は保証会社に支払う保証料を用意しなければなりませんが、フラット35は必要ありません。そのため、注文住宅を建てたいと思っているけれど、またまた自己資金が用意できないと思っている方にも向いているでしょう。
一般的に個人事業主の方は相当業績が良くなければ銀行ローンを組むことは難しいと言われていますが、そういった場合でもフラット35ならば通る可能性が高いです。保証人が不要な住宅ローンを検討したい方もフラット35が向いているでしょう。
フラット35sとは、フラット35の中の優遇制度の一つです。フラット35の申し込み者が、省エネルギー性や耐震、バリアフリー、耐久性・可変性など、一定の要件を満たしている住宅を取得する場合に限り、当初の10年間の借入期間は金利が優遇される仕組みとなっています。
なお、金利AプランとBプランというものが用意されていて、それぞれ条件が異なるので注意しておきましょう。
気を付けておかなければならないのが、フラット35sには上限が設定されているため、それを上回った場合には受け付けが終了されるということ。受け付け終了日についてはフラット35のホームページで確認することができます。
フラット35を活用した住宅を建てようと思っていて、その住宅がフラット35sの対象になる場合はぜひ利用しましょう。Aタイプは10年間、Bタイプは5年間0.3%の金利優遇処置となるので、利用しないのはもったいないです。
できるだけ金利を抑えたいと思っている方にとっても見逃せない制度だといえるでしょう。
■固定金利期間選択型
3年や5年など、金利が一定期間固定されている住宅ローン。その期間が終了すると、その時点の金利によって、変動金利型、固定金利型を選ぶことができる。
住宅ローンを利用するためには申請だけでなく、借入するための費用が必要です。その時に必要となるの費用について説明します。
金融機関で住宅ローンを利用する際は、手数料が発生します。この手数料には2種類あり、「手数料が一律となっている定額タイプ」と「借入額によって異なる定率タイプ」があります。
定率タイプは手数料こそ高いですが、金利が低いので借入額が多い人におすすめです。
保証料は、住宅ローンの返済が滞った際に肩代わりしてもらう保証会社へ支払う費用です。
保証料は返済期間と金利によって変動するため、借入条件よって価格が違います。
返済期間中に借主が亡くなったり高度障害になったりした場合、団体信用生命保険に加入していれば残りの返済は免除されます。
この保険は民間ローンでは加入が義務付けられており、返済金利に保険料が含まれています。そのため、別途支払いが発生することはありません。
住宅ローンを利用するためには、この3つの費用が必要になります。建築費だけでなく、借入にかかる費用も念頭においた上で、ローンシミュレーションを行ってください。
注文住宅をゼロから建てる場合、設計・工事費はその都度発生するため、完成前に何回かに分けて支払いをしなければなりません。
しかし、住宅ローンは完成後にしか借入ができないので、自分で費用を用意する必要がます。そこで必要になるのが「つなぎ融資」です。
つなぎ融資は対応している金融機関が限られるので、利用する際は期間に余裕を持って調べておくようにしてください。