八王子で注文住宅を建てるならまずはここをチェック!地域密着型の工務店ガイド
戸建住宅は空き巣に狙われやすい傾向があります。窃盗被害に遭わないためにも、家を建てるのであれば防犯性の高さにも目を向けてみてください。
「住まいる防犯110番」によれば、令和2年の「侵入窃盗の発生場所別認知件数」は戸建住宅が37.0%と、全体の中で一番多い割合となっています。※1
また、「侵入窃盗の手口別認知件数」では空き巣が約3分の1を占めているといったデータも。
このことからも戸建住宅への空き巣被害の多さが伺えます。
戸建てが狙われやすいのは、空き巣の侵入経路として最多の窓の数が多いほか、無施錠であることにも原因があるようです。
こうした空き巣の被害に遭わないよう、防犯対策をしっかりとほどこすことが大切です。
※1参照元:住まいる防犯110番(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)
空き巣被害を防ぐためには施錠がたいへん有効です。そのためにもドアは特に防犯性の高いものを設置しましょう。また、窓の鍵もドア同様か、それに準じたものにするのがおすすめです。
ワンドア・ツーロックは最近の新築では主流の施錠方法。「二重鍵」とも呼ばれ、そのまま、鍵を二重にすることを意味します。
ドアや窓が二重鍵ではない場合でも、市販の補助錠を取り付ければ、充分に空き巣侵入の抑止効果となります。
空き巣がドアなどを開錠する時間は約7分と言われており、鍵を二重にすることで、これを単純に倍の時間に伸ばすことができます。
「ディンプルキー」は、防犯性の高い鍵として知られています。
広く普及しているシリンダー鍵は、輪郭が凸凹しており、その凸凹と鍵穴の形状が一致することで開錠します。
対してディンプルキーは、「ディンプル」=「くぼみ」という意味がある通り、鍵の中に向けて複数の凸凹のくぼみがあります。
しかも、そのくぼみの深さが複雑に配置されているため、空き巣がピッキングしにくいという特徴を持っているのです。
ドラマなどで「サムターン回し」という空き巣の手法を耳にしたことがある方も多いと思います。
この「サムターン回し」とは、玄関ドアを内側から施錠・開錠するためのつまみのこと。
親指(サム)でつまみ、回転(ターン)させることからそう呼ばれています。
空き巣の「サムターン回し」の手口では、ドアののぞき穴などから器具を挿入し、このサムターンを内側から開錠してしまうことを指します。
この「サムターン回し」は、取り外し可能なサムターンを設置することで防ぐことができます。そもそも回転させたいサムターンが存在しないので、空き巣は侵入が難しくなります。