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ロフトは、屋根と天井の間のにあるスペースのことです。この記事では、より広い空間を確保できるロフト設置で知っておくべき基準やメリット・デメリットについて説明します。
ロフトは法律上「物置」と定義されている空間です。「階」ではないので、床面積に含まれず固定資産税も発生しません。
そのため、ロフト設置には以下の3点が規制されています。
自治体によっては固定階段の設置が可能な場合も。固定階段なら重い荷物のあげおろしもできるので、可能かどうか各自治体の安全建築指導課に確認してみると良いでしょう。
それでは、注文住宅でロフトを設置する具体的なメリットをあげていきます。
一番のメリットは、ロフトを収納スペースとして使えること。ロフトを収納に使うことで、収納として予定していたスペースを他の間取りに使うことができます。
クリスマスツリーや節句の人形・バーベキュー・キャンプアイテム・来客用の布団など「出番は少ないけど大きいもの」の収納にも大活躍まちがいありません。
急な来客の際は「散らかっているものを一時的に収納するスペース」としても使うことができるので、ロフト収納があると便利です。
ロフト特有のせまさを生かした空間が作れることも、メリットの一つです。
せまい空間は子どものころあこがれていた秘密基地のようでワクワクする、という人もいるのではないでしょうか。そんなあなたには、秘密の趣味部屋としてロフトを使うのがおすすめです。
また、余計なものがない空間の方が集中できるという人は、書斎としても使うのもおすすめ。ロフトは、アイデア次第でさまざまな使い方できる空間です。
ロフトには、設置した下の部屋を広く見せるという効果もあります。ロフトの設置にはスペース確保のため高い天井が必要なので、自然とたてに奥行きができます。
たてに奥行きができると、目線が上に向きやすく「開放感があり広い部屋」と感じやすくなるうれしい効果が。リビングにロフトを設置する場合にも、同じ効果を得ることができます。
ロフトを設置するデメリットは以下の3点です。
自治体で固定階段の設置を認められていない地域は、はしごを使ってロフトを行き来します。はしごは固定されていないため、階段に比べると危険度は増します。
荷物の上げ下ろしも一人ではやはり危険ですし、転倒には十分注意しましょう。
ロフトはホコリがたまりやすいのに掃除がしづらい、というデメリットもあります。
天井がせまいのでほうきがかけづらいですし、掃除機を持ってはしごを上るのも一苦労ですよね。若いうちは良くても歳を重ねたら掃除が大変になったという声も多いようです。
ロフトは屋根に近いので熱がこもりやすいという特徴があります。そのため換気窓といった熱を逃すための設備も合わせて必要です。
夏場はかなり温度が上がり、天井が高くなった分空調も効きづらいので注意してください。