八王子で注文住宅を建てるなら
まずはここをチェック!地域密着型の工務店ガイド
現代は、大人も子どももスケジュールに追われて、忙しくなっています。その中で「親子の会話をもっと増やしたい」と考えるなら、顔を合わせる機会を多くすることが大切です。
間取りを考えるときに、まずこだわるべきはリビング。リビングが家族が集まれる居心地のよい空間になっていれば、自然と会話も増えるはずです。
各部屋が廊下で結ばれた間取りだと、帰宅しても家族と顔を合わせず自分の部屋に行くことができてしまいます。リビングを家の中心に置いて、そこを通らないと部屋に行けないようにしてみましょう。すると、顔を合わせる機会も増えますし、家族の動向もつかみやすくなります。
注文住宅で意外と人気があるのが、2階への階段をリビングに設置した間取りです。階段がリビングにあると、家に出入りする時は必ずリビングを通ることになります。
階段をリビングに取り込むことで、空間に変化がついて、リビングが広く感じられるという利点も。透かし階段なら、圧迫感を感じることもありません。
家族がリビングで過ごす時間を増やしたいなら、リビングの一角にワークスペースや畳コーナーを作ってみるのもよいでしょう。
リビングが食事をするスペースになっていると、リビングテーブルで何か作業をしていても、食事のたびに片付けなければいけません。これは意外に面倒です。すると食事の時間以外は、テレビを見るくらいしかリビングを利用しなくなってしまいます。
ワークスペースがあれば、食事のたびに片付ける必要がありません。パソコンを置いて家族で使えるようにすれば、ちょっとした調べ物も楽にできます。そこから家族の会話のきっかけになるかも。
畳コーナーは横になってくつろぐこともできますし、家事コーナーとしても役立ちます。子どもが小さいうちは、よい遊び場所にもなります。
リビングにさまざまな機能をもたせることで、家族がリビングで過ごす時間を増やしてみましょう。自然と会話も増えてくるはずです。
子どもとの会話を増やしたいなら、キッチンの間取りの工夫も欠かせません。注文住宅を作るなら、リビングに面したオープンキッチンを採用してみてはいかがでしょうか。
毎日の料理や後片付けは、家事の中でもかなりの時間をとる作業です。閉鎖式のキッチンだと、料理をしている間は家族の顔がなかなか見られなくなってしまいます。
オープンキッチンなら、リビングで過ごす家族の様子を眺めながら料理ができます。声もかけやすいので、お手伝いをしてもらう機会も増えるかもしれません。
またキッチンの工夫としては、洗い物の手間を省略できる食器洗浄機や、生ゴミ処理が楽になるディスポーザーを組み込んでみるという方法も。料理や後片付けにかかる時間を節約することで、家族とゆっくり過ごす時間がとれるようになります。
朝の忙しい時間帯は、歯磨きや身だしなみで洗面室が混みあいます。これを逆手にとって、家族が一緒に過ごせる洗面室を作ってみてはいかがでしょうか。
ただ洗面室を広くするだけでなく、洗面台のボウルを2台並べて配置してみましょう。自然と顔を合わせる機会も増えますし、誰かが洗面台を使っているので身だしなみができない、といったトラブルも少なくなります。
また、洗面室や浴室をリビングの近くに配置する間取りもオススメです。家族共同で使う場所をまとめることで、いつも家族が集まる場所というイメージをつけられます。
ポイントは、毎日の生活の中で家族がそれぞれどんな行動をとっているのかを考えること。それを踏まえて間取りを作れば、家族の誰もが過ごしやすい注文住宅ができることでしょう。