注文住宅を建てる際に加入を検討したい保険とは？

注文住宅を建てる際に、加入を検討しておくべき保険について紹介します。加入時期の直前に準備してしまうと他の用事に追われて吟味する時間がなくなってしまうこともあります。今のうちに、情報をチェックしておきましょう。

火災保険

火災保険は、住宅の損害を補償する保険です。地震保険や家財保険のベースにもなっていて、名称は「火災保険」ですが災害による被害を総合的に補償してくれます。家財保険や地震保険は火災保険に入っていないと加入できないこともあるので注意が必要です。

耐火性の有無・住宅の構造や地域によって保険料が異なるので事前にチェックしてみるのがおすすめです。

火災保険の補償範囲

火災保険の補償の範囲は広く、火災による被害はもちろんですが風災・水災・落雷といった災害・ガス漏れなどによる爆発や破裂などにも補償を行ってくれます。一方、家電・家具といった家財や地震による被害・地震によって引き起こされた火災や津波による損害・流失は保証されないので家財保険や地震保険に加入して補償範囲を広げることが必要です。

地震保険

地震保険は火災保険でカバーできない地震による損害や地震によって起きた火災や津波での被害を補償する保険となっています。地震で住宅に損害が起きた場合、火災保険では補償されないので注意しましょう。火災保険に加入していない場合でも地震保険には個別に入ることもできる場合もありますが、基本的には火災保険に入っているのが条件です。保険料は保険会社の調査員が確認を行って、数日後に支払われるというスピーディな対応をしてもらえます。「全壊」「大半損」など、住宅の損壊の区分けごとに住宅の時価の一定の割合で保険金が支払われます。地震保険では、それぞれの住宅にある地震のリスクや建物の構造によって多少保険料率が異なるので選びましょう。

地震保険の補償範囲

火災保険では対象外となる地震や地震を起因とする災害の被害が対象です。地震による被害や地震によって起きた火災での損害、地震で起きた津波で流失した家財を保証してもらえます。

家財保険

火災保険では、住宅の損害は補償されますが家具や家電といった家財についての補償はされません、この家財の部分の損害をカバーしてくれるのが家財保険です。家財保険は入るかどうかは任意ですが基本的には火災保険と一緒に入る保険となっています。火災保険によっては家財保険の範囲もカバーした総合的な補償や必要な補償を選べるものもあります。