八王子で注文住宅を建てるなら
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注文住宅を建てる際に、まず必要となるのが資金です。現状の生活に負担にならないように資金を集めるには、「上手な資金計画」が大切です。
住宅ローンとなると、20年~30年と長く付き合うことになります。「いくらまで借りられるか」のほかに、「いくらなら無理なく返済できるか」というように、長期の自分の生活と照らし合わせて、計画を立てる必要があるのです。
ここでは、注文住宅を建てるときに、どのくらい資金が必要なのか詳しく紹介します。
注文住宅を建てるには、「土地代」や「住宅の建築費」をはじめ、様々な費用が発生します。費用スケジュールを立てる際は、これらの内訳をしっかり理解しておくことが大切です。
ここでは、住宅建築で発生する費用を、支払いが必要になる時期と、おおよその金額を併せて記載しています。費用スケジュールを立てる際の、参考にしてください。
◆土地の購入時に支払う費用
◆家の建設時に支払う費用
◆引き渡し後に支払うお金
◆家を購入後に支払い続ける費用
家を建てた後にゆとりのある生活を送るには、ある程度の貯蓄があることが望ましいです。
そのため、家を建てる前に「新築予算」を決めて、その予算を差し引き、手元に「貯蓄」が残るように計画を立てましょう。家を建てた後は、新たに家具を購入したり、家族の急な病気やケガに大きな出費が出たりする可能性もあります。
お金のゆとりは心のゆとりと言うぐらい、貯蓄は大事です。将来を安心して過ごせるように、注文住宅資金の計算をして、予算を決めるようにしましょう。
注文住宅を建てる際に発生する費用「土地代」や「住宅の建築費」は、建てるエリアによっても価格が変動することを知っておきましょう。
土地代は都心部か地方か、利便性、交通網の発達具合や駅からの距離などの条件によって同じ敷地面積でも価格に差が出ますので、土地代の安いエリアに注文住宅を建てれば全体の費用は安くなりますし、逆なら高くなります。住宅の建築費は、使用する素材や建てる住宅の構造、大きさによって変動します。
そして、土地代や住宅の建築費は常に変動する可能性があることも考慮しなければいけません。例えば、「住みやすい街ナンバーワンになる」「待機児童0を達成する」など、そのエリアの人気が高まったり流動人口数が増加したりすると、土地代が高騰する可能性も。逆にエリアの人気が低くなると土地代が暴落することもあります。
注文住宅を建てる時には、家を建てたいエリアの土地代と住宅代の現在の相場を把握しておくと、注文住宅に関する資金計画も建てやすくなります。現在の土地代と住宅代の相場を調べるには、以下の4つの方法があります。
毎年各市町村で発表している固定資産税評価額×1.14倍をすると、その市町村の不動産相場が分かります。ただし、あくまで固定資産税から算出する方法のため、不動産の人気や魅力など+αの価格が算出できないため、正確性にはやや欠ける方法です。
路線価価格とは、毎年7日ごろに国税庁のサイトで発表されている所得税の計算のための指標になる価格です。色々な路線ごとの価格が時価価格の8割になるように設定の上発表されますので、路線価価格×1.25倍でおおよその不動産相場を知ることができます。
国土交通省は全国に定めた26,000地点を対象に、毎年1月1日時点の標準地1㎡あたりの価格をサイト上で公示しています。この公示価格は日本全国の土地の価値を決める指標のひとつで一番相場に近い価格を知れますが、定められた地点が限られているため、知りたいエリアの公示価格がない場合もあります。
注文住宅を建てたいエリア近隣の不動産の売買データや、現在の売り出し価格から相場を調べる方法です。ただし、現在の売り出し価格を調べるには不動産業者のみが閲覧できる特別なサイトにアクセスしなければいけません。そのため、おのずと該当エリアの売買データから相場を算出することになります。
以上を踏まえて、多くの注文住宅が建てられている人気のエリア、八王子の土地と住宅の相場を八王子市で売買された土地価格のデータを元に算出すると、以下の通りになります。
◆八王子の土地の相場
過去、八王子市で売買された土地価格のデータを元に算出された八王子市の住宅の相場は530万円?640万円です。
◆八王子の住宅の相場
過去、八王子市で売買された住宅価格のデータを元に算出された八王子市の住宅の相場は840万円~1,030万円です。
ただし、これらは新築・中古一戸建ても含めた相場になりますので、あくまで目安のひとつとして考えましょう。
土地代と住宅代の相場を知っておくと、その他の注文住宅にかかる費用も算出しやすくなります。これらを踏まえて、八王子で注文住宅を建てた時の相場を見てみると、平均で3,600万円?3,700万円ほどとなっています。
注文住宅メーカーの中には、相場よりも安い価格で注文住宅を建てられるプランを提案できるところもあります。
例えば、建材メーカーとの繋がりを生かして安い価格で素材を入手できる、内装や設備メーカーをばらばらにするのではなく、同一メーカーに依頼することによってコストを抑える、などです。注文住宅メーカーを複数比較すれば、資金計画も立てやすくなります。
※1 国土交通省標準地・基準地検索システム~国土交通省地価公示・都道府県地価調査~)
注文住宅をローンで支払う予定の場合、頭金のことも考慮しなければなりません。頭金は出せば出すほど後々のローンの支払いが楽になります。
そのぶん毎月の返済額が減りますし、返済年月が短くなれば、利息も少なくなります。注文住宅を建てる際に必要な頭金は、住宅購入資金の2割で、住宅ローン借入可能額は、土地代+注文住宅の建設費の80%がおおよその目安です。
そのため、残りの20%は自己資金として準備しておく必要があります。事前に貯蓄や必要な人に相談などを行い、積極的に頭金作りをするのがおすすめです。
注文住宅の計画を立てている中で、資金が不足した場合いくつかの対処法があります。
このように、5つの対処法があります。親や祖父母からの援助資金の場合、1年間に110万円を超えると贈与税が課税されます。国の制度を利用すると、非課税で贈与を受けることができるので、自分が利用できそうな制度を調べてみるのも1つの方法です。
また、5番目の社内融資は、勤務先によって利用できるのかどうか異なるので、担当者に確認をしてみましょう。提携ローンよりも社内融資の方が金利的にお得かもしれません。
しかし、退職するとなると、一括返済を求められるケースもあります。そのため、転職や退職する可能性があるなら注意が必要です。
念願のマイホームも資金計画をしっかり行っていなければ、建てることができません。もし購入できたとしても住宅ローンの支払いが滞れば、家を手放すことになります。
注文住宅を建てる際には、資金計画が大変重要で、かかってくる費用の内訳をしっかりと把握することも大切です。そのため、「土地代」「注文住宅の建設費用」をきちんと見出しておくようにしましょう。
さらに、費用を払うタイミングを見極め、スケジュールを立てておくことも忘れずに行ってください。すべての費用をローンで賄うことはできないので、頭金の金額も確認しておく必要があります。