八王子で注文住宅を建てるなら
まずはここをチェック！地域密着型の工務店ガイド
八王子で注文住宅を建てるなら
まずはここをチェック！地域密着型の工務店ガイド
注文住宅を考える際、収納スペースの確保は非常に重要な要素です。その中でも、特に人気が高いのが「ウォークインクローゼット（WIC）」です。広い収納空間を確保できることから、家づくりの際に取り入れる方が増えています。この記事では、ウォークインクローゼットのメリットやデメリット、さらには設置時のポイントについて詳しく解説します。
ウォークインクローゼット（WIC）は、「Walk-in Closet」の略で、名前の通り、人が入って歩ける広さのある収納スペースのことを指します。通常のクローゼットに比べてスペースが広く、収納力があるのが特徴です。ハウスメーカーや設計図によっては、「WCL」や「WTC」といった表記が使われることもあります。
ウォークインクローゼットを注文住宅に取り入れるメリットは以下の通りです。
ウォークインクローゼットは、衣類だけでなく、季節ごとの家電やスーツケース、シーズンオフの布団など、普段は使わないけれど収納に困るものを保管できるのが大きなメリットです。これにより、他の部屋のスペースを広く使えるようになります。
また、広いスペースがあるため、クローゼット内で着替えも可能です。寝室や共有スペースで着替える必要がなくなるため、家族の目を気にせずに身支度を整えることができます。さらに、衣類をエリアごとに分類して収納できるため、シーズンごとの衣替え作業も抑えられます。
一方で、ウォークインクローゼットにはデメリットも存在します。
ウォークインクローゼットは人が入るためのスペースが必要なため、通常のクローゼットよりも広い設置スペースを確保しなければなりません。そのため、寝室や他の部屋のスペースを削ることになる可能性もあります。
また、広いスペースだからといって、無秩序に物を詰め込むと使い勝手が悪くなる可能性があります。適切に整理整頓しないと、どこに何を置いたかがわからなくなり、結果として使いづらい収納スペースになってしまいます。しっかりとした管理が求められるのも、ウォークインクローゼットのデメリットの一つです。
ウォークインクローゼットにはさまざまなレイアウトタイプがあります。大きく分けて「Ⅰ型」「Ⅱ型」「コの字型」「L字型」の4種類があり、それぞれに特徴があります。
片側の壁にハンガーパイプや棚を配置するタイプで、最低でも幅120cmのスペースが必要です。片側にしか収納がないため、通路が広く取れるのが特徴で、小さめのウォークインクローゼットを考えている方におすすめです。
両側にハンガーパイプや棚を配置するタイプで、幅180cm程度が必要です。両側に収納スペースがあるため、効率よく物を整理でき、デッドスペースも生じにくいのが特徴です。収納力を重視する方に向いています。
両側の壁に加えて、奥の壁にも収納スペースを設けるタイプで、幅180cm程度のスペースが必要です。収納力は4つのタイプの中でも高い反面、角にデッドスペースができやすいというデメリットがあります。デッドスペースには普段使わない物を収納するなど、工夫が必要です。
片側と奥側に収納を設けるタイプで、最低でも幅120cmのスペースが必要です。コの字型に比べてデッドスペースが少なく、通路も確保しやすいのが特徴です。全体を見渡しやすいので、縦長のウォークインクローゼットを考えている方におすすめです。
ウォークインクローゼットを作る際は、次のポイントに気をつけましょう。
収納スペースの形状や広さは、家族のライフスタイルや収納したい物によって異なります。そのため、事前にどのような使い方をしたいのかを具体的にイメージすることが重要です。また、整理整頓しやすいように棚や引き出しを工夫することで、使い勝手の良いクローゼットに仕上がります。
ウォークインクローゼットは、注文住宅において非常に魅力的な収納スペースです。広い収納力を持ち、部屋全体をスッキリと保つことができる一方で、スペースや整理整頓に対する工夫が必要です。自分たちのライフスタイルや収納ニーズに合ったウォークインクローゼットを設計し、快適な暮らしを実現しましょう。
