八王子で注文住宅を建てるなら
まずはここをチェック!地域密着型の工務店ガイド
家づくりをする上で一番大切なのが、コンセプトです。この要素を上手く決めることができれば、家づくりは半分近く成功するといわれています。注文住宅を建てる前にはコンセプトを決めておき、ある程度型枠をつくっておくことが大切です。
家族で住む住宅に求めることは安全面や、住みやすさや居心地の良さだといえます。明日へ向けてゆっくりと体を休ませることができるような住まいでなければ、今後不便な思いをして生きていくことになってしまうことでしょう。仕事で疲れて帰ってくる夫や、子供たちを気持ちよく迎えられるような家であれば、次の日も頑張ろうという気が湧いてくることでしょう。
住宅は、一生物の財産です。ですから、家づくりでは妥協はしない方が良いでしょう。自分や家族でちゃんと今後のライフスタイルや、それぞれが持つ価値観、美意識などについて語り、どのようなコンセプトで住宅を建てるか決めると良いです。
どのような家にしたいかある程度イメージが固まったら、今度は予算について考えましょう。家を建てるということは非常に莫大な資金が必要になるということです。今現在自分たちが用意できる資金を把握しておき、何にいくら使えるかを決めておきましょう。
家を建てる際は、まず土地が必要となります。この土地は、地域によって値段が変わるため、どこに住むかによって同じ坪数でも値段が違うという認識をしておきましょう。また、現段階で自分たちが住む場所の土地価格を知っておくことは必須なため、ネットで詳しく調べておくと良いでしょう。
注文住宅を実現するにあたって大切なのが土地選びだといえるでしょう。家は土地がなければ建てることができません。土地を選ぶ際のポイントは今後どのようなライフスタイルを送りたいかです。一度家を建てればその土地で一生を送る人は非常に多いです。ですから、その土地に自分の人生で必要な要素が十分にあるかどうかが重要となってきます。
例えば、家族と田舎でのどかな暮らしを送るような人生を望むのであれば、田舎で土地を探すべきです。もし、遊べる施設が多くある場所や賑わっている雰囲気の中で生きていきたいのであれば、都会で土地を探しましょう。土地選びを失敗しなければ、家づくりも上手くいきます。家づくりはとても大切なことですが、土地選びもそれと同じ程に大切な要素だということを知っておきましょう。
工務店に家づくりを依頼する前に、まず工務店ごとの特徴を知っておきましょう。というのも、自分や家族が理想としている家をつくろうと考えた時に、工務店との相性が悪ければ家づくりに良くない影響を与えてくるからです。工務店には、ローコストで家づくりに励んでいる所や、デザインや機能性にこだわっている所があります。工務店によって、特徴が様々なので、工務店が開催している見学会へ一度行ってみてから選ぶようにすると良いでしょう。
工務店は、男臭いというような印象がある女性も少なくありません。しかし、実際は女性も多くいるので、女性でも行きやすい環境となっています。ですから、気軽に足を運んでみると良いでしょう。
ある程度、自分たちのイメージする住まいをつくってくれそうだと思える工務店を見つけたら、そこへ相談をしてみましょう。
【相談内容】
などです。また、プランの相談をするのも良いでしょう。相談をし終わったら、見積りを出してもらうと良いです。ちなみにこの段階で、見積りの内容を確認しておくことは非常に大切なこととなってきます。妥当な見積りを出しているかどうかをしっかりとチェックしてから、工務店を選ぶようにしましょう。あらかじめ複数見積りをしておけば、ふかし見積りをしていないかどうかなどを見破ることができます。
工務店を複数選んだ後は、絞り込む作業に入ります。実際に注文住宅で家を建てた人の話によれば、工務店を絞るのは難しいことではないとのことです。工務店と話を進めていく内に、微妙だと思った工務店を自然と切るため、結果良いと思った所しか残らないのです。
ですから、工務店を絞り込む際は、何度も打合せをして、話を進めていくと良いでしょう。そうすることで、本当に良いと思った場所だけが残ります。後は、料金や技術力などを比較して選ぶだけです。
プランや技術力、料金などに納得ができれば、工務店と契約を結びましょう。契約を結ぶ際は、契約書に自分が不利になるような文章がないかをちゃんとチェックしてから、印鑑を押すようにしてください。工務店が家づくりを開始したら、意思疎通をちゃんとできるように努めながら要望を出すようにすれば、トラブルが発生することはありません。
打合せをする前に、依頼主はあることをしておかなければいけません。そのあることとは、予算を決めることです。予算は今自分たちが持っている資金すべてという訳にはいきません。ある程度、貯蓄を残した上で捻出できる予算を用意してください。突然現金が必要になる場面というのは、生きていれば必ずでてきます。それに備えた分の貯蓄を確保しておきましょう。
そして、それ以外に家を建てる費用に回せる金額を予算として計算しておくのです。そうすることで、打合せの際に、予算の話になってもスムーズに話を進めることができるでしょう。
打合せをするタイミングは工務店ごとによって変わってきます。しかし、多くの場合は、請負契約をする前か、した後に行われるのがほとんどです。請負契約を結ぶ前に行われる打合せは、設計や詳細、仕様などについての話になっています。工務店によって打合せのパターンが異なるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
また、打合せを始める前に、どのような流れの打合せにするかも話しておくと良いです。そうすることで、自分が話したい内容を詰め込んで打合せをすることができます。打合せの最適なタイミングは、人によって異なりますが、多くの場合は契約を結ぶ前だといえます。
打合せをする際は、話し相手と相性が合うかどうかが大切です。悪い人ではないけど、話し相手によっては、どうしても話に乗り気になれないというようなことがあります。もしくは、話がかみ合わないなどの問題もあるでしょう。こうなると、打合せをする気がなくなってしまい、適当に話を進めてすぐに終わらせてしまおうと考えてしまいます。
打合せは、家づくりに大きな影響を与えるので、相性の良い人としっかりと行うようにしましょう。
打ち合わせで話す内容は、間取りに関しての内容がほとんどだといえるでしょう。土地の見取り図を見ながら、どこにキッチンを持っていくか、どこにトイレを設置するかなどを決めます。ここで決めたことが、ちゃんと反映されるため、慎重に話し合いたいことだといえるでしょう。後は、フローリングの仕様や生活動線などの打ち合わせをしていきます。
要望やこだわりが強すぎると、予算の範囲内に抑えることが難しくなります。ですから、ある程度の妥協も必要になってきます。予算内で自分の要望を最大限に取り入れたいのであれば、優先順位をつけておくことが大切です。
いざ注文住宅を建てる時に、重要なポイントとして予算をどれくらい組めるかという点も関わってきます。収入や家庭の事情、地域差などで家を建てる予算は大幅に変わりますが、ここでは一般的にどれくらいの予算でどのような注文住宅が建てられるかを、1,000万円から4,000万円まで1千万単位で区切って紹介します。
初めに、1,000万円という予算額は、注文住宅の相場としてはかなり抑えめであることを理解しておきましょう。とはいえ、まだ収入額は低いけど家が欲しい、家以外のことにお金を使いたいなど様々な理由でローコスト住宅を選択する人も少なくありません。
まず総床延面積ですが、1,000万円の場合だと、100㎡前後になることが多いようです。それ以上になると材料費がどうしても増えるので、予算的に苦しくなってきます。
次に建物の形状についてですが、あまり細部にこだわることはできません。真上から見ても正面から見ても長方形や正方形といった四角形が一番多くなり、非常にシンプルな外観となります。シンプルな見た目ですっきりとさせたい人にもおすすめです。
出窓をあちこちに取り入れたり、家の外観に凹凸をつけたり、段差のある屋根をつけたりと、折角の注文住宅なのだから色々デザインも凝りたいなどの希望はあると思いますが、凹凸が多いほど同じ床面積や表面積が増え、その分材料費も増えます。また、設計や施工に手間や時間もかかるので人件費も増えるので、こだわりたい部分はどこなのか外観と予算額を確認しながら設計してもらうようにしましょう。
より具体的にはシンプルな2階建、つまり1階と2階の床面積が一緒で、屋根は普通の切妻形か片流れ屋根がローコストに抑えられる外観になります。外壁もレンガなどは使用せず、シンプルなものとなります。
また、内装についても壁を塗ったりはできず、どうしても単価が安いものとなります。もちろん基準を充たすちゃんとした素材を用いられますが、無垢材などの自然素材を使うことはまだまだ難しく、単価の安いビニルクロスなどが主流となっています。 間取りもシンプルなものが多く、あまり個性的なものにするのは難しいようです。床を四角くに区切っただけのような間取りとなることが多いので、間取りにこだわらない人向けと言えるでしょう。
更に、設備機器などについても最新のものを取り揃えられるわけではない点にも注意が必要です。請負会社にある在庫を使用することで、予算を抑える方法が採られることもあります。
1000万円で建てるとすると、外観も内装もシンプルなつくりのため手間がかからないこともあり、一般的な注文住宅より完成が早くなる傾向があります。早く新しい家に住むことができるというのはメリットと言えるでしょう。
2,000万円の予算だと、いわゆる「注文住宅ならではの希望」が叶うようになる金額です。とはいえ、あれもこれもと欲張ってしまうとあっという間に予算オーバーとなってしまう額でもあります。家のどこにこだわりたいか、どこにお金を一番掛けたいかをしっかり見極める必要があると言えるでしょう。
床延面積的には120㎡くらいまでであれば余裕を持って組めそうです。この広さからは遊びの空間についても考えることができるように。
建物の形状についても、ある程度の制限はありますが、外観に多少の凹凸や出窓、バルコニーを増やすことなども可能となってきます。外装についても、例えば外壁の仕上げにタイルを用いるなど、建材や部材に部分的にこだわりを持った素材を使用できます。
外観はシンプルなままで内壁に良いものを使ったり、キッチンにこだわったり、最新設備のバスルームにしたり、というのも人それぞれ。 また、建物そのものはシンプルにまとめ、新たに良質な家具に買い替え、インテリアにこだわるという方法もあります。
2,000万円という予算は、家に対するすべての希望を叶えるのは難しい額かもしれませんが、どこを重要視し、何に予算を掛けるかで、住む人の個性が現れる家と言えますね。
3,000万円というのは、全国で建てられる注文住宅の建築費用の平均額(3,308万円)に近い数字です。注文住宅として自分のやりたいことが叶えられるので、かなり自由度が増す予算額と言えます。
床延面積は120~130㎡ほどが多いようです。予算が増えたからと言って床面積はそれほど増える訳ではありません。大家族などの事情でもない限り、居住スペースを無駄に広くする必要はないからです。
もっとも、都市圏などで土地が狭かったり、土地の形がいびつな場合もありますが、これくらい予算に余裕があれば、敷地を有効に活用して上記の床面積を確保する家を建てられます。
外観のデザインもある程度こだわりを持つことも可能です。好きなデザインを選んだり、理想の間取りに合わせて外観を整えたりと選択の幅を拡げられる予算額となっています。
外壁に量産品でない素材を用いることもできますが、この予算だと塀や柵などの外構部分までをトータル的に考えることがある程度可能jです。家だけでなく、トータルの見た目にこだわりたいの人におすすめです。
この予算額で注意しておきたいのが、自由度が高いけれどやはりできることに限界があるということ。どこにお金をかけ、どこにかけないかというこだわりは家族の人数が多ければ多いほど意見がバラバラになるので、家の完成までにかなり時間がかかる傾向にあります。
もっとも、注文住宅の平均予算額ですから、請け負った施工会社にも十分な経験と知識が期待できます。希望や叶えたいポイント、家族ならではの悩みを相談すれば、有用なアドバイスをもらえるでしょうし、それぞれに合わせた設計をおこなってくれます。
4,000万円は、注文住宅の建築費用の平均額より高い予算です。床延面積が極端に広くならない限り余裕ある家づくりが楽しめる額と言えます。ただ、すべてのステップにこだわる人は、結果的に建築費が4,000万円を超えてしまう場合もあるので、こだわりすぎも注意が必要かもしれません。
外装、外壁、外構に高級素材を用い、デザイナーに設計を依頼しておしゃれな外観にするなど、世界に一つだけの家づくりの実現も可能。
家の形状も、土地の広さに問題がなければ自由に考えられます。中庭や内庭を作るために家の形をロの字型やコの字型にすると、必要な外壁面積が増えてしまいますが、この予算であれば十分にカバー可能です。
内装や間取りについても同様に、玄関から続くすべての床とフローリングを無垢材で統一する、中二階を作る、リビングを開放感のある吹き抜けにする、屋上庭園やウッドテラスを作るなど、住む人の理想を体現した住宅が建てられます。家自体にこだわりつつ、設備にもお金をかけられます。 部屋のイメージに合う家具を購入したり、家具を作オーダーメイドにしたりと、インテリアを含めてコーディネートすることもできるでしょう。
家は一生に一度しかないかもしれない大きな買い物です。それだけに注文住宅の場合はできるだけ希望通りの家を建てたいと思うのは当然のことです。しかし、予算を組むにあたって無理をするのは禁物。
ほとんどの方が長期住宅ローンを利用すると思いますが、建設費用が高額になり、月々のローンを支払うだけで精一杯で、折角の持ち家での暮らしを楽しむ余裕がなくなっては元も子もありません。また、支払いに困り、結局家を手放すようなことも避けなければなりません。
家を建てるには、土地の購入費用を除いても、法的な手続きや家具の購入など様々な費用がかかります。余裕を持った予算を組むようにしましょう。
1,000万円台であれば、ローコスト注文住宅を専門とする建設会社に依頼するのが一つの手です。ローコストを専門とするだけに、建材や素材を効率的に手に入れる方法や、建築のコストダウンに詳しく、プランニングも豊富です。決して安かろう悪かろうではなく、大手メーカーであればもっと費用がかかりそうな家でも上手く調整して建てることも可能です。
2,000万円台であれば、地域の工務店や中小の建築会社あたりも丁度良い依頼先として候補に入れてみてください。思い切った冒険はできなくとも、地域密着型の会社であれば、相談がしやすく、きめ細やかな対応が望めそうです。
3,000万円台は注文住宅において、施工会社にとっても取り組みやすい額です。街の工務店から大手ハウスメーカーまで、依頼先の選択肢が広がります。
4,000万円台であれば、大手ハウスメーカーがモデルハウスとして提案しているようなハイグレードな住宅も視野に入れて考えることができるでしょう。
ただし、家は建ててしまえばそれで終わりではありません。長い年月を快適に、安心して住み続けられ、資産価値を守るためにはアフターフォローやメンテナンスがしっかりしていることが必要です。定期点検や何かあった際の対応なども、依頼先を決める重要なポイント。自分の予算額で対応してくれそうな会社を、ホームページで探して資料を請求したり、大手ハウスメーカーであればモデルハウスに出かけて直接話を聞いたりして、信頼できる依頼先を見つけましょう。地元の工務店などであれば口コミも参考になるでしょう。
予算別の注文住宅については、住んでいる地域などでも違いがあり、一律的にこうであるということは言えません。あくまでも目安として考えて下さい。自分の大切な家を建てるのですから、慎重に見極め、信頼できる依頼先を探してみてください。