八王子で注文住宅を建てるなら
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東京都の南部エリアにある八王子市は、子育て中のファミリーの住民を中心に、とても親しまれている街になっています。市内の約50%が森林地帯というエリアですから、郊外の豊かな自然に触れるにもよいでしょう。
ここでは、八王子の住みやすさ、住環境についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
八王子は、都心である新宿から電車で約40分ということもあり、通勤・通学などのアクセス面を考慮しても申し分ないエリアです。郊外ならではの豊かな自然が多く見受けられ、区内ではなかなか住むことが難しい、中古の住宅からマンションまで、広い物件や安い物件にも恵まれています。
市域全体がそもそも郊外の住宅地として開発されてきたこともあり、大規模な再開発事業も継続して行われているため、住環境がよく整備されていることも大きな特徴です。これは、駅を中心とする繁華街と住宅街が整然とわかれていることにも見てとれます。八王子に住むことで、「賑やかなショッピングエリア」と「閑静とした住宅街」、それぞれのメリットを得られるでしょう。子育て世代のファミリーも生活しやすいため、人気があります。
八王子市の中心駅となるのは「八王子駅」です。乗り入れている路線は、中央線、京王線、横浜線、八高線と豊富。特に京王線の特急を利用すれば、新宿駅までは約40分ほどで到着することができます。JRの3路線についても八王子駅は「通勤快速」や「特別快速」の停車駅になっているため、新宿駅や東京駅に乗り換えなしで行くことが可能な中央線とあわせれば、東京都の様々なエリアに比較的アクセスしやすい駅になっています。さらに八王子市内の「橋本駅」には、将来的にリニアが開通する予定ですので、全国的な移動においても交通の利便性が飛躍的に高まることが期待されています。
また、八王子駅の駅前には、市内の各所を結ぶ大きなバスターミナルが設置されています。八王子市のバス交通の便の良さには定評があり、駅から離れた地域であっても安心です。
自家用車の所有のしやすさも、八王子の交通環境の良さのひとつになっています。一戸建ての住宅では十分な広さを確保できる土地も多いため、敷地内に駐車スペースを構えることも可能です。自宅にない場合でも、月極駐車場などは都心部よりも割安です。再開発事業が進んだことで道路の道幅も広く取られているため、八王子は運転もしやすい環境とされています。高速道路のインターチェンジもあるため、自家用車で地方などに帰省される場合にも便利ですね。
八王子市は、ファミリーが安心して子育てできる環境づくりが進んでいます。自治体支援として様々な助成制度が準備されており、妊娠時から活用できるものをはじめ、出産後の児童手当まで、切れ目ない様々なサポートが受けられるようにしています。
まず、八王子市が提供している「親と子の保険バッグ」の制度をチェックしてみましょう。八王子市では、「母子健康手帳」の交付を受ける際、あわせて「親と子の保険バッグ」も受け取れます。ここには、妊娠中に受けられる検診や講座の案内などのほか、出産後に受け取れる助成制度の情報についても案内されています。子育て支援が手厚い八王子市ならではの行政施策になっています。
出産時には、42万円の「出産育児一時金」が支給されます。また、産後の家事支援を1時間500円という格安価格で依頼できる「ハローベビーサポート」も、とても便利な支援策と言えます。
児童手当としては、対象の児童が15歳をむかえるまで、手当の支給を受けることが可能です。金額は児童の年齢と親の所得によって変わりますが、3歳未満であれば毎月1万5千円、中学生までは毎月1万円となっています。その他、保育費や医療費についても助成の対象になるなど、八王子市の子育て支援は充実していると言えるのではないでしょうか。
八王子市内には、総合病院をはじめ、八王子市内の駅周辺には内科や外科、歯科医院などがひととおり揃っており、駅から徒歩やバス、タクシーを使って通院できます。赤子から幼児のあいだは、突然の体調不良が起きる場合が少なくないこともあり、病院が多いことは安心材料です。
また、日常のショッピングについても、八王子は恵まれた環境にあります。「八王子東急スクエア」や「セレオ」をはじめ、八王子駅には大きな商業施設や専門店が揃っているため、市街にでかけなくても買い物をすませることができます。まだ子どもが小さいあいだは、地域内で買い物をすませられることが大きなメリットになります。
さらに八王子には、子どもが遊べる公園やスポットがたくさんあります。高尾山をはじめとする山々の自然環境がすぐ近くにあることはもちろん「富士森公園」や「浅川」なども親子のおでかけにはぴったりです。もちろん、駅の近くにも広々とした公園があり、親子連れに人気です。自然に触れながら育つことで、豊かな感性を育むことができます。
八王子市は、市域周辺のエリアを含めれば、なんと20もの大学や短期大学がキャンパスを構えており、まさに東京都内でも指折りの学園都市と言うべきエリアとなっています。各学校、教育機関ごとに様々な特色があり、専門的な分野の学科があります。
例えば、薬学で高い専門性を誇る「東京薬科大学」、全国的にも名門とされている「多摩美術大学」、東京六大学にも数えられる「中央大学」などが有名です。
子どもが成長して将来の職業選択に向けて大学に進学するうえで、地域に住みながら多様な分野を選択することができる、八王子の教育環境は、とても魅力的だと言えるでしょう。
「八王子みなみ野駅」に住んでいます。新興住宅地として整備されているため、街並みが整然としていてキレイです。住環境はとても良いですね。日常的な買い物も、「野猿街道」沿いにスーパーがたくさんあるので、便利です。
八王子市の住民には、連帯感があって地元意識も強いと思います。「八王子まつり」「八王子花火大会」といった地域の恒例行事も多いです。
新宿まで電車で40分ほどかかるので、やや遠いかな、とも思いますが、新宿駅近辺の職場であれば許容範囲でしょう。都会の喧騒に疲れても、八王子に戻ってくれば空気が違って感じられますよ。空気が澄んでいて、星もキレイだと感じています。
八王子駅のロータリーそばにスーパーマーケットが2店舗、さらに100円ショップもあるため、主婦にはとても便利です。ドンキホーテもありますし、繁華街でもあるため飲食店も豊富ですね。
金毘羅山や初沢山、そして高尾山をはじめ、狭間公園や陵南公園など、広めの公園もたくさんあります。浅川沿いも、散歩に最適ですね。長閑で時間がゆっくりと流れているため、八王子が東京であることを忘れてしまいそうになります。
八王子は、夏は暑くて冬は寒いです。真冬だと、氷点下にもなりますから、家の造りはしっかりとしたほうがよいです。また、春は花粉の季節ですが、八王子の花粉は多いように感じます。ベランダにうっすら花粉が積もることもありますね。
八王子駅は、北口方面は確かに商店街などの賑わいがありますが、南口方面は大きなスーパーマーケットがないため、不便に感じたこともありました。しかし、それゆえに住宅街は閑静なので住みやすいですよ。
おしゃれなお店に行きたいのであれば、八王子から電車に乗る必要があるかな、と思います。素敵なブティックやカフェは少ないです。
坂が多いエリアなので、自動車かバイクがいるなあ、と思いました。自転車や徒歩での移動はすこし大変です。また、確かに閑静な住宅地で良いのですが、逆に夜は静かすぎて、夜道などがすこし怖いかもしれません。
八王子市にお住まいの方の口コミ評判を見てみると、都内でありながら自然に触れることができる環境ということで、好評の声が多く見られました。豊かな自然環境や広い公園があるため、都心部の喧騒から離れた暮らしやすさが愛される理由のようです。日常の買い物であれば、地域内で不自由なく揃えることができるため、不自由することもないでしょう。
あえて不便な点をあげるのであれば、八王子は多摩丘陵の地域を含むためアップダウンの道が多く、徒歩や自転車での移動に難ありというくらいでした。市域内の移動では、バスの路線も多くあるため、ぜひ利用したいところですね。