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住宅業界において「スペパ」がトレンドワードとして注目されています。
スペパの高い家とはどんな住宅を指すのか、スペパの定義やメリットを詳しくまとめました。コスパ・タイパとの関連性や高スペパな家づくりのアイディアをご紹介しますので、興味をお持ちの方はチェックしてみてください。
スペパとは、スペースパフォーマンスを略した言葉で、「スペース」つまり空間対効果が高いことを意味します。限られた住空間を効率的かつ効果的に活用できているか、その空間でどのようなパフォーマンスを得られるかをあらわしており、空間を上手に活用できている家は「スペパが高い家」と表現します。
スペパを向上させるには、間取りや収納設備を工夫する、据付家具や可動家具を活用するなどの方法が挙げられます。
住宅を考えるときにスペパが注目されている背景のひとつに、住宅のコンパクト化が挙げられます。
国土交通省の調査によると、新たに着工した持ち家の一戸あたりの床面積は、2004年度は134.2²だったのに対し、2023年度は114.0²にまで減っていることが分かりました。ライフスタイルの多様化に伴う消費者の志向の変化、住宅着工戸数の減少など複数の要因が考えられます。
参照元:厚生労働省「着工新設住宅の一戸当たり床面積の推移(xlsx)」(https://www.mlit.go.jp/common/001447644.xlsx)
スぺパが注目されているもうひとつの背景が、建築コストの上昇です。慢性的な人手不足に加えて働き方改革による労働時間の削減から建築業界における人件費が上昇しています。
それに加えて先のコロナ禍にはウッドショック、ウクライナ問題における原材料価格の高騰など、建設費が高騰する複数の要因が重なりました。現在では円安の影響も相まって、建設費は増加の一途をたどっています。
※参照元:一般財団法人 建設物価調査会(https://www.kensetu-bukka.or.jp/wp-content/themes/custom/pdf/newsrelease/20251001000001.pdf)
コロナ禍を機にリモートワークが普及し、働く場所を選ばなくなった今。自宅の一部をワークスペースにする人も増えてきたことが、スペパ向上が重視される背景のひとつです。
働き方やライフスタイルの多様化を受けて、今の時代の暮らしに合うスペパ志向の家具やインテリアも登場しました。ミニマルなライフスタイルの普及もスペパブームを後押ししていると考えられます。
費用対効果をコスパ(コストパフォーマンス)、かけた時間に対する価値や効果のことをタイパ(タイムパフォーマンス)と表現するように、近年はかけたコストや時間に対する価値を見出す人が増えてきています。
スペパは、これらコスパやタイパとも密接にかかわっています。収納スペ-スのパフォーマンスを高めることによって収納家具などの購入コストを削減できる、つまりコスパ向上につながりますし、空間を工夫して家事動線がコンパクトになれば、家事のタイパが向上します。スペパの高い住宅は、タイパやコスパを求める層からも好まれていると言えます。
家づくりでスペパを意識すると、デッドスペースやムダな動線が少なくなり、限られたスペースを効率的に使えるようになります。収納などのスペースが効率的になれば、家の中の物を整理整頓がしやすくなるでしょう。物を探す手間も省けるのでタイパもアップします。
時間帯によって使われない空間や無駄な空間を減らすこともスペパ向上につながります。例えば、リビングとワークスペースを兼用する工夫だけで空間の使い方が効率的になります。
スペパを高めると、1つの空間で複数の使い方ができるようになるため、従来よりも必要なスペースを削減できます。
コンパクトな住宅や間取りでも必要十分となるため、建設コストの削減につながります。居住スペースに置ける家具や物も限られるので、自然と物を購入する機会も減って、そのぶんの費用も抑えられるでしょう。
スペパを意識した設計をすると、家の中の動線がスムーズになり移動や家事効率が高まります。収納スペースを設けてデッドスペースをなくせば、居住スペースも散らかりにくくなるでしょう。さらに、使いたい場所に必要な家具や設備を置けるようになります。
家事や収納効率が高まれば時間的な余裕が生まれ、ストレスの軽減につながります。
廊下や玄関ホールをあえてつくらない設計にすれば、玄関に必要だった1~3畳ほどのスペースを省略できます。
土間からつながる収納スペースを設ければ、玄関ホールをつくらなくても必要な物を収納できます。廊下をなくせば入口から玄関に入ったときの視線も広がるため、開放的な印象を与えられるでしょう。
食事をするダイニングスペースには食卓を、リビングにはくつろげるソファやテレビを配置するのが従来の一般的な考えでした。しかし、ダイニングとリビングの用途を必ずしも分ける必要はありません。
空間がつながっているならテーブルと椅子があればソファがなくても必要十分です。今では家族が集まって1つのテレビ番組を観ることも少なくなってきました。テレビを観る時間が少ないのであれば、ダイニングとリビングを一体活用してみてはいかがでしょうか。
デッドスペースや廊下に本棚を設置する、ソファや椅子の下にものを入れられるようにするなど、造作家具や多機能家具を配置することでスペパが向上します。
スペパ重視の流れを受けて、最近では冷蔵庫一体型のリビングテーブルや照明一体型スピーカーなど、家具と家電や住宅設備が一体化した「ステルス家電」も登場しています。
1代2役や複数の機能を持つ家電・家具を使うことも、スペパを意識する方におすすめです。